トスカーナ中世の街のトラットリアで働く
2010年 10月 01日
私もイタリア滞在折り返しをすぎました!!
後6カ月。
10月11日からはレストランでの研修が始まります。
また新しい環境です。わくわくするし緊張するし♪
さて今日はこのレストランについてのお話しです。
私イタリア滞在プログラムは
4カ月の授業、6か月の研修、2カ月フリーでトータル1年になってます。
(法律改正の事情で、イレギュラーなコースになってるので今は違うと思います)
私は4カ月の授業の後、2カ月間このアグリツーリズモでWWOOFをして、
その後は10月からフィレンツェの近くのレストランで働く予定でした。
が、しかし!!9月の頭に学校を通してそのレストランに確認した所
「問題が発生したので、研修を受け入れられない」という
なんだそりゃ的な理由により、研修が不可能になってしまったのでした。
困った私はエリカとクラウディオにこの事を話してみました。
最初はSant'egleで研修をという事を考えたのですが、
とある事情でこちらも法律的にできない、と。
私はこのマレンマ地区が大好きなので、近郊でいいところを探すことに。
するとこれを知ったピティリアーノ在住の友人たちが協力してくれて、
街一番のオステリア「il tufo allegro」を紹介してくれたのでした。
話をする時はエリカもついてきてくれて…。
ここのシェフ・ドメニコはとってもフレンドリー。
最初にフェデリコが紹介していてくれた事もあって、
研修自体に関しては何の問題もない、という事でした。
ただ家の用意ができない、と。
「じゃあ、次は家を探すかなー」とぼんやり考えていたら
エリカが「sant'egleから通えばいいわ」と!
いやいや、通勤大変ですがな(車で15分、自転車30分。ガタガタでこぼこ道です…)。
するとドメニコが「送り迎えは僕の妻がするよ!」と。
えぇーーーー!!!!
それ、最初はいいけど、絶対後半しんどくなるよ!
しかも、レストランで8時間働いて、
さらにsant'egleでは5時間も働けない(WWOOFの労働時間は5時間なのです)。
それはおかしいよ、という話をしたのですが、
通勤については「大丈夫!甘えなさい!」
宿泊については、sant'egleで朝食の準備と、ケーキを必要な時に焼くだけでいいという、
なんとも有難い展開になってしまったのです。
私もsant'egleは大好きだし、人も大好きだし、
アグリツーリズモの四季は見たいし、料理も学びたいし、
それをすべて満たすこの話は、私にとってもとても有難い…!!!
その後もエリカはレストランと学校の橋渡しをしてくれたり、
なんやかんやと、気をつかってくれます。
sant'egleに来た時から「ここを自分の家のように、私達を家族のように思ってね」と言ってくれていたけど、
まさか、本当に家族の様になってしまうなんて…!!!
でもでも、いいのかなー、いいのかなー…。
と、考えつつも流されることにしました。
肝心のオステリアの料理もすごくいいんです。
スローフード教会の認定されたこともあって、
マレンマ地方の料理とドメニコのオリジナルの料理があるんです。
キャンティーナも見せてもらったけどすごく素敵。
最初不安だったんだけど、食べてすごくおいしくてオシャレで。
働いているのはキッチンのシェフのドメニコ、スーシェフのシニョーラ(名前がわからない…)と、同い年の美人なアリーシャ。
ホールはダビテという青年と若い女の子(私が行った時はお休みでした)。
マレンマはトスカーナ、ローマ、ペルージャの3地方の料理から影響を受けていて、
料理を学ぶのには本当にいいところだと教えてもらいました。
以前日本の人が働いていて、その人が素晴らしかったらしく、
「日本人!大歓迎だよ!」という雰囲気があるのですが、
「私キッチンの経験ないの…」とちょっとビビってます…。
でも、日本のサラリーウーマンと実業団ローイングを経験してるから、
そこの所だけは自信を持って元気に頑張りたいと思います!!!
by ayakaze0109
| 2010-10-01 22:56