イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

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うれしかったこと

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本文と関係ないけど、海にいきたいので海の写真で。チンクエテッレの写真です。

今日うれしいことがあったので覚え書き。

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シェフから、
「なんでも聞きたいことがある時は質問しなさい」
と言われました。
自分なりに質問してるつもりだったので、なんでかなっと思っていると、
「今君がここで働いているうちに、僕の知っている全てを学んでほしい。
そうしたら次違う場所に行ってはたらいても、基本を知っていれば、
アヤコは才能のあるコックだから、すぐにシェフに次ぐセコンドシェフになれるから」
といっていただいたのでした・・・!!!

実は私、すでにセコンドの位置におるのです・・・ふふふ。
いいのか、こんな半人前のコックがシェフの次で。
まあ辞めちゃったからね、前の人。必然的にそうなるんですが。
プリモ(パスタとかね)は習得しつつあるし、今プリモを担当しているので、
次はセコンド(肉料理)だぜ、と技を盗んでいた時にこんな事を言われたのだっ。
「見て盗むだけじゃなく、聞きなさい」ってことでしょうか。

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技術云々からいうと、まだまだなのですよ、もちろん。
しかし料理の世界は技術だけではないのだ。
今まで私の人生で培ってきたものが本当に役にたっている。
ボートで培った運動能力、忍耐力。
仕事で培ったチームワーク、常識、瞬発力などなど。

特に大切なのがチームワークと瞬発力だと思う。
日本で会社員している時もそうだったな。
仕事の基本はなんでも一緒ですな。

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料理の仕事大好きなんだけど、
つまるところ職人の世界だからだと思う。
ボートもそうだったけど、目指す所がわかりやすい。

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ただ生きるために生きている訳ではないから、
心が本当に求めるものを求めて。
シンプルに情熱をもって。

あ、とかいいつつ、
イタリア初お給料、やっぱりうれしかったです♥
生きるためにはお金も必要デスカラ!!!

今週は週末にある結婚式に向けて、
お店を閉めて準備に明け暮れます。
夜中まで仕事しなくていいから嬉しい。
そう、もうみんなおそいのよ、ご飯食べんの。
もっと早く食べにこーい!!!頼むからー!!!

そんなつれづれな近況日記でした。
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by ayakaze0109 | 2011-07-19 08:19 | diario in italia*日記*

トマトのパスタ

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お仕事終了後店の外にでるとにゃんこが2匹。余ったお肉をねだりにきております。

最近お昼のまかないをよく作ります。
パスタが多いですがサラダやリゾット、たまに日本食も。
そして私が作ると米頻度があがります(笑)

基本的にみなさんまかないに関しては
「おいしい」とはあまり発せず、ぎゃあぎゃあわいわい食べるといった感じです。
なのでちょっと作りがいがない時があります(笑)。
ですが!最近これを作ると確実に「おいしい!」と言ってもらえるパスタがあります。
シェフの息子ちゃん(14歳)は、
食べ終わったお皿を舐めんばかりにパンですくった後、
さらにフライパンに残ったソースを拭いにいってくれました。
普段好き嫌いが多い彼だけにそういう美味しそうな顔をしてくれると嬉しいのです。
シェフからも「これはうまい!」といってもらえたお墨付きパスタ

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といいつつ、このパスタ、ごくごくシンプルなトマトソースのパスタ。
(すみません、この画像は違います。これはフレッシュトマトとリコッターチーズ、多種のハーブとカラスミのパスタでした)
まかないは、余り物や悪くなりそうなモノを使いますが、
頭やお尻の部分の余ったトマトや柔らかすぎて使えないトマトと、
パスタがなぜかスパゲッティしか余ってなかったので
なんちゃってアマトリチャーナを作ったのが始まり。
(注*イタリアではスパゲッティはパスタの一種でしかなく、他にも沢山のパスタがあります。具材の大きいパスタにはペンネやフジッリなどのショートパスタを使います。逆にソースを楽しむ場合はスパゲッティなどのロング。という事で、スパゲッティを食べる頻度は意外と少ないのです)
(注その2*アマトリチャーナはローマ近郊のアマトリチャーナ村発祥のトマトソースとベーコンのシンプルなパスタ。)

営業前の忙しい中で適当に作ったこのパスタ。
20分もあればできちゃうのでお試しあれ。
ちなみに自分の作ったパスタを写真に撮るのが恥ずかしかったので、
写真はないです。

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まかないアマトリチャーナ

お二人分
スパゲッティ・・・200g
(基本はお一人100gで。少なめに食べたい方は80g、たくさん食べたい方は120gで計算してね)

ベーコン・・・4〜5枚
トマト・・・2個
トマト缶・・・1個
ニンニク・・・1かけ
オリーブオイル・・・適量
とうがらし・・・適量
乾燥オレガノ・・・小さじ1/2

1*大きなお鍋にお湯をわかす。
2*お湯をわかしている間に具材の準備。トマトは1cm角くらいに、ベーコンは5mm幅くらいにきっておく。
3*フライパンにオリーブオイルをいれて、皮をとってつぶしたニンニクをいれて暖める。
4*あたためたフライパンにベーコンをいれ、油がでたら、トマトを投入。トマトに油がなじむようにフライパンを振って、トマト缶をドンっと入れる。缶の内側に残ったトマトも少量の水でゆすいでそのまま投入。オレガノ、とうがらし、塩、胡椒で味付け。少し薄いかなってくらいの塩加減で。そのまま煮込む。
5*お湯が沸いたら、塩入れる(しょっぱいなーってくらい入れましょう。ゆでる時に麺に味をつけるのです)。そしてパスタ投入。表記の時間より少し少なめに!
6*ソースは煮詰めている間に乾いて来たら、鍋のお湯を少しずつ足す。
7*ゆであがったら、そのままフライパンにパスタをいれて、しっかり絡めればできあがりー!
できれば、お箸や混ぜるものは使わずに、フライパンをゆすってソースをからめてね。

このレシピを書いていて、意外とパスタを作るときにポイントが多い事に気づきました。
ソースのとろみ加減とか、乾き加減とか、なんて表現したらいんだろ。
とにかく乾きすぎないように、かといってソースが流れ出ないようにってとこでしょうか。

後、ベーコンは美味しいものをつかうといいです!
なんたって、具がベーコンだけですから・・・。
代わりに茄子をたっぷり使っても美味しいですよ♪

ちなみにイタリアではパスタはパッケージの表記通りゆでるといい感じの堅さに仕上がります。
多分水のせいなのかなーって思うんですけど、どうかな。

イタリアの食材はとにかくパワーがある感じでして、
こんなシンプルな調理法でとてもおいしくできてしまうのです。
野菜もやくだけ、煮るだけ、オリーブオイルかけるだけでなぜこんなにウマいのか。
・・・私の腕があがった、っていうよりはきっと食材がいいから美味しいのです・・・。
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by ayakaze0109 | 2011-07-15 08:26 | diario in italia*日記*

滞在許可証よもやま話

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お仕事1日お休みいただきまして、
片道8時間(!)かけてミラノにいき、
無事に滞在許可証をゲットしました(嬉涙)。

3ヶ月以上イタリアに滞在する外国人は
この滞在許可証を必ず手にしている必要がありますが、
手に入れるまでには最低3回の手順をふみます。
イタリアに着いた早々書類を集めて郵便局から申請(かなりめんどうくさい)が1回目、
その2週間後再度ミラノの警察に行き指紋の採取などをするのが2回目、
さらにその一ヶ月後出来上がった滞在許可証をとりにいくのが3回目となるのが基本です。

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が、大概そうならないのがこの滞在許可証。友人に関しては受け取りに行く度に「できてない」とわれ、最終的に6回も!つまりイタリア滞在が6ヶ月すぎたころに、1年有効の滞在許可証をもらえるってこと。ひどい人は帰国まで出なかったとか。なんのための滞在許可証なんだ。
申請も一苦労。数時間の待ちなんて当たり前。1日がつぶれます。

といいつつもミラノはかなりしっかりシステム化されていて、無駄に長時間待つ必要ないし(受け取りに関してはわずか5分!)、1回の出頭(というのか)で、ちゃんとゲットできたので嬉しかった。しかもネットで携帯のメールに送られてくる数字を記入すると、滞在許可証の状況がわかっちゃうんです。すばらしー。去年のフィレンツェが田舎すぎてびっくりする。(どうでもいいけど1年前はイタリアで住める喜びがあふれている日記でなんだかういういしい。)

が、警察の態度は驚くほど悪いです。ほんと悪いです。びっくりします。言葉もわからん外国人を毎日相手にしているから、気持ちはわからなくもないけど。せっかくシステム化したのに、心は狭くなったらいかんでよ、と思った滞在許可証でありました。

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さて、このピティリアーノ⇆ミラノ間、2回やらかしました。
1回目☆仕事の関係で電車に乗り遅れ、予約していた最終の飛行機に乗り遅れる。速攻ローマの駅に戻るものの、直行便の夜行は満席!駅員にすがりつくもどうにもならず。「明日の朝一まで待って朝9時着のでいくしかない」と言われたのだが、意地でもミラノに朝7時にいなければならなかった私は、券売機を駆使し3回乗り継ぐ方法で、なんとか早朝のミラノに着く。
2回目☆今回は飛行機の予約はせず(というかカードが使えないのでできない)、朝5時にピティリアーノを出発し昼二時に到着。安心と疲れからか帰りの電車(これも夜行便乗り継ぎ。安いんだもん)で、眠りこけ(朝5時着だったのだ)見事に降りすごし、ローマまで連れて行かれる。

特に後半はちょっと無理ありました。
辞めてしまった人の関係でめちゃくちゃ忙しくて、連日の深夜2時帰宅。
その状態で朝5時に起床して、バス電車を乗り継ぎ、
その日の深夜の電車ろバスでトンボ帰り。速攻朝一から仕事の予定でしたが2時間遅れで合流。
オーナーシェフに「ごめんなさい。寝過ごして、ローマにいるの」と電話で言ったら、
「わかってた、わかってたよ。心配しなくていいからゆっくり帰って来なさい」と・・・。

いやー、でもこれ日本の社会人としたら大失格やろ。言い訳にならんわー。

と言いつついい事も。
3回目はミラノのジェラート屋で素敵な25歳の中国の女の子と友達になって、
二人でぶらぶらミラノ散歩をしました。
ミラノ滞在が長い彼女は、ミラノを良く知っていて色々案内してくれた。
素敵な公園とか、おいしいアペリティーボのあるお店とか。
滞在許可証だけやし、と思って重いカメラを持ってなかったのが悔しいくらい、
素敵なとこに連れて行ってくれたのです。うれしい。そして素敵だ。
かわいくて人なつこい彼女は、イタリア語もかなりレベル高い。
同じくらいの期間イタリアにいる私と彼女の語学レベルは多分彼女がかなり上。
あー!頑張ろ!刺激になります。
しかし・・中国の人って平均的に語学レベル高いよな気がするー。なんでやろ。

ま、とにかく、ついに全てのイタリア滞在書類がコンプリートした事にほっとしております。

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最後はカメラをもっていかなかったけど、
それまでにためたミラノの写真でお送りしました。
この料理の写真はミラノ名物の薄切り肉のツナマヨソースがけ。名前がちゃんとあるはず・・・。
冷やしてたべるのですが、多すぎてお腹が冷えました。
最近はミラノに行った時は中央駅近くのお店で食べます。
いつ行ってもビジネスマンで大賑わい。地元客で込んでいるという事は美味しいということ。
10ユーロ以下で(お水、席料、パン込み)でしっかり食べれるセルフサービスのお店です。
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by ayakaze0109 | 2011-07-12 08:55 | diario in italia*日記*

特別が日常に

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これはつい数週間前にあったお祭りinfiorataという時に撮った写真。カトリックの重要なお祭りだそう。また別個にブログアップします♪(とはいえ、営業後に撮ったので、すっかり踏み尽された写真ですが)

親から「ブログではわかりませんが、なんとか生活しているようですね」というメールをもらったので、
ちゃんと最近の生活について書いておこうと思います。

というのも、イタリア滞在が1年をすぎると、
もうここにいる事が「特別」な事ではなく「日常」になってしまったな、という感じでして。
悪く考えると、新鮮に感じられなくなってしまったという事ですね。
んんん、たかだか1年でこの感覚はどうなのだろう。
夏がすぎたら、絶対に居場所をかえようと思っていますが・・・。

実はレストランでの仕事量が2×2倍になっております。
一つ目の2倍は3人いたキッチンの2人が辞めてしまったこと。
要するに「シェフ+私」になってしまいました。
担当外のプリモ(パスタ、スープなど)も最近カバーしているので、
頭の回転がすごくよくなりました。
『このオーダーだと、パンを暖めている間にサラミを切って、あ、その前にプリモのソースの準備して・・・、お、新しいオーダーね。となると・・・・うんぬんかんぬん』みたいな。
一時帰国している日本の子がもうすぐ帰ってくるのでましになると思います。

もう一つは、キッチンに新しいスタッフが入ったのでその指導。
シェフはサービスの時になるとテンパるので、新人の指導などもうそっちのけ(笑)
確かプリモを彼女が学ぶはずが、可哀想に私に教えられているので、アンティパストを学んでおります。まぁ全部できるにこしたことないので、いいんですけどね。
しかし、私の語学力なんてたかがしれているので、
「あれ、これ言ったじゃん!」という事をやれてなくて、
シェフに注意されていて大変申し訳ないな、って事も多々あります。
そんなわけで、最近語学の勉強に再度燃えております。

ちなみに、テンパるシェフはミスも連発するので、そのフォローも大切なお仕事です(笑)

ここで、私の事をよく知っている方は
あの忙しくなると慌てる私はどこにいったのって感じだと思います。
えぇ、周りが私以上にテンパり、自分のミスに対し怒りだすので、私はただ黙々と仕事をせざるを得ないんですねー。
しかし、そんな一言も発さず仕事をこなしていると、一段落した後
「アヤコ、こわいよ」と言われたりします。
・・・ど、どっちがやー!頼むから冷静に仕事してくれー!!!

と思わずにはいられない最近の私でした。
日本で私がテンパれたのは、冷静で落ち着いた周りのみんなのおかげなんだな、
って感謝してます。ありがとう、みんな。
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by ayakaze0109 | 2011-07-06 20:38 | diario in italia*日記*

異国に住んでいると新たな発見があるものです。

よくあるのが、あ、この人イタリアの人だったのね、とか
この歌イタリアの歌だったのね、なんですが、
だんだんそれが溜まってきたので、ちょこちょこ公開していこうかと思います。
もしかしたら私だけかも知れないけど、そのときは
「知らんかったーん、へー、ぷっ」で流してくださるとありがたいです。

さて先日アマルフィに行った際、
ヨーロッパの言語案内に混じって、
最後に日本での案内が書いてあることに疑問を覚えた同行してくれた男の子。
「多分数年前に日本で「アマルフィ」っていう映画があったから日本の観光客が多いんじゃない?」と言うと、早速この映画を探して来てくれて、先日見ておりました。
すると、サラ・ブライトマンのTime to say goodbyeが流れてきまして、
よくよく聞いていると、イタリア語なんですよ。あのサビの一部を除いて。
んで、あたしが感動して「これイタリア語なんだねー!しらなかったよ。サラ・ブライトマンってイタリア人なの?」ときくと、きょとんとした様子で「違う」という彼。

映画終了後、すぐに「アヤコ、これ見ろ」と出されたのはこれ!

「con te partiro」という、盲目の彼Andrea Bocelliの歌うこの歌がなんとオリジナルだったのでした!
(partiroの最後のoには、チョンっと頭にアポストロフィみたいのが付きます。私のパソコンじゃ入力できません)
「しらんかったー!」という私を横目で見て「ばーか」と日本語で言ってくれたこの彼。
・・ぬぬっ!そういう言い方はないんじゃないの!?

その後、仕返しとして、
「でも、この映画って変だよねー。イタリアの人だったら、あんなピンチのときおちついて、「動かないわ」「使えない」とか言わないよねー。(ネタバレになると困るので、何がかは伏せときます)絶対にパルラッチョ(汚い言葉たち)連発で、大暴れだよねー。eh!?」といってやったら
「ははは、そーだよねー。あんなイタリア人いないねー。普通ならこうだね!」とありとあらゆるパルラッチョをジェスチャー付きで連発してくれました・・・。言うんじゃなかった。
本当に日本語訳にする事も出来ないほどなんです。なぜその単語をセレクトする!?もう子供の喧嘩レベルですよ。
私信じてます・・・、パルラッチョを言わないイタリアの人がいる事を・・・。

2年目って結構マイナス面が見えてきて、嫌になると言いますが、本当に今そんな感じです・・・。
私の今いる環境だけでありますように・・・。
あぁー。basta parlaccio......(もうパルラッチョはたくさん)

最後にお二人が一緒に歌っている動画を・・・。美しいです・・・。

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by ayakaze0109 | 2011-07-01 22:42 | reccomandazione*おススメ