イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

カテゴリ:soliloquio*独り言*( 9 )

2012年 目標

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道案内をしてくれた白い大きな犬。途中でどこかにいってしまって、心配して探しまわったら、さっさと家に帰っていた。「あんたどこいっとったん、ちゃんと着いてきな」って言われたと思う。

①料理は初心に戻る
今年は3月から新しい職場で働く事になります(まだ最終決定ではないですが)。
完全にこれまでとは分野の違う魚料理。気持ち新たに、謙虚さを持っていきたいです。
というのも、今のレストランでそれなりに自分の仕事に自信をもっていたのですが、
その自信が次は仇になるような気がしてならないから。
いわば驕り。謙虚さを大切に、学ぶ姿勢をもう一度見なおします。
やはり何かを学ぶ時は最低でも一年必要だと感じます。
tufo allegroでこの1年学んだ事は本当に沢山あるけど、
じゃあシェフと同じ事ができますか、と言われれば無理。
レシピはかなりモノにしたと思うけど、技術的には当たり前だけどまだまだ。
特にお肉さばくのね。豚一頭とかまだ私にはさばけないし、
ウサギだって鳩だってシェフみたいに早くさばけない。
1年しかいないからしょうがない、なのか1年もいたのにと思うかは人それぞれだけど。
次のレストランでは同じ季節は二度と巡ってこないという気持ちで、
ちゃんとその場その場でものにしていきたいです。

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②お金を稼ぐ
あはは。直接的で俗っぽい目標。
いえいえこれはとても大切な事です。お金大好きです(笑)。
私の命を支え、生活を豊かにしてくれるお金。大好きじゃない訳ありません。
今のレストランでの仕事の月給は、はっきりいって日本の時の半分以下です。
これは別にイタリア人として低いわけではありません。平均です。
でもイタリア、そしてヨーロッパ。ご存知の通り物価が安い訳ではありません。
一体どうやってイタリアの方は生活してるんだ、と首をかしげたくなる。
(答えは共働きしたり、両親との同居でなんとかしている。
今の欧州危機でこれでも厳しい人も多いようだが)
いや、ただ生活するだけ、生きるだけなら生活できる。
しかし厳格な僧侶や世を捨てない限り人というもの欲はあるはずである。
服をかってお洒落をしたり、車を買ったり、家を買ったり。
私の場合は旅行である。世界中のいろんなものを見たい、知りたい。
正直今のお給料ではかなり厳しい。しかもこの春からはまた1から信頼を得て稼がねばならない。
だからといって手をこまねいて見ているわけにはいかないのである。
泣き言を言うなら動け、である。という訳で・・・。今考えている事があります。
形になればここでご紹介いたします。さて、頑張ろう。
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③言語習得
今年は正直あまりイタリア語の勉強をしませんでした。
去年の目標でそうやってかいたくせに!
これには2つ言い訳があって、一つはある程度の必要最低限の日常会話ができてしまい、
勉強の必要性を感じなくなってしまった。もう一つは仕事とのバランスがうまくいかなかった、です。
持続が一番大切なのに、この持続が難しい。
モチベーションと継続。これが一番大切ですね。
でも、これではまずいのはわかっています。このままではこれがストレスになる事も。
なので、対策。
30分でも一日にかならずイタリア語のテキストを見る、
もしくは朝にバールでイタリア語の新聞を読む。これでいきます。それ以上できる余裕がある時はもちろんだけど。
そもそもイタリア語を使える環境にいるのに。学んだ事をアウトプットしていけば早いんです。知ってるのにー!!もー!

それから習得したい言語が2つ。
フランス語と英語。もうどうにもこうにもフランスが大好きなので。いやパリが。
そもそも言語自体、あのささやくような話し方が、大好きなんです。
恐らくイタリア語の強さにやられているのだと思う。
そう、イタリア語は強い。普通に話していても怒っているように聞こえるというのはよく聞くはなし。
母音が強いからなんでしょうね。ずぅーっとイタリア語の環境にいると、そのあまりの強さにげんなりしてしまう。
しかしその強さゆえ、オペラなんかの力強い音楽はフィットするんでしょうね。だだーんみたいな。
そんな強い言語に慣れてしまった時のフランス語の優しさ・・・♥
ささやくように「ボンソワー(さよなら)」って言われた時の胸キュンといったら・・・。誰でも恋しちゃうそうになります(笑)。
しかしまあ、とにかくフランスでの英語の伝わらなさといったらもう!
噂によると英語がわかっても話さないとか。私の実感では本当にわかってない感じだけど。
たとえそうだとしても、そのプライドの高さもいいと思
旅行を楽しむ為のフランス語=今くらいのイタリア語レベルまで話せればいいので、これは今年中にマスターしたいと思います!

それと英語。これはもう必須でしょう。仕方ない。やはり便利。
文法からしっかりもう一度復習して行きたいと思います。
インドは割と英語らしいので、
これから半月とりあえず叩き込みます。

なんとかなく去年とかぶりますが、仕方ないですね。
成長の年というよりは、耐える年といった感じでした2011年。
今年はイタリア生活第3段階!
ブログも細々ながら、
頑張って続けて行きたいと思います!
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今回の写真はトスカーナのオリーブ農家ジャンカルロん家です。あんたちゃんとし、って言ってそうな厳しい目でありやんす。
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by ayakaze0109 | 2012-01-18 00:52 | soliloquio*独り言*

再渡伊に思うこと

大好きな斉藤和義の曲「ジユウニナリタイ」。歌詞めちゃ共感してます。家でふんふん踊りながら歌ってたら「あんた、それ以上自由になってどうすんの!?」と突っ込まれました。確かにね!「いきていくことなんて死ぬまでの暇つぶしさ~♪」

ぁ、明日の今頃は~、僕は汽車のなか~♪
っちゅう歌がありましたが、明日の今頃は飛行機に乗ってどこぞの大空にいると思います。

この2カ月…あっという間でした。
この1年ちょっと疲れてたのでしょうか。
4月上旬はかなーり、沈んでました。
でも4月末、熊野在住のイタリアで知り合った相棒、ゆきちゃんを訪ねて、かなり力をもらいました。
ありがとう。空からのありがたいお言葉を熊野大社ではいただきました。
「あんた、自分で決めた事やねんから、四の五のいわんとやり!」(実話です)

…神様はシビアでした。

正直、このまま進んでいいのかと悩んでいました。
29歳という微妙な年で、好き放題生きていていいのかと。
周りの友達は、しっかり仕事をし中堅どころになり、家庭を持ちちゃくちゃくと歩いていく。
私は?私はいったい何をしているの?
夢だ、やりたいことがある、それがいったいどうしたっていうの?

ってね。
でもふっきれました。自分で決めたんだもん。
何を迷うのか。かっこわる。

自分で道を切り開かないといけないし、先は見えない。
確定もない。パートナーもいないし、怖くて不安な日だってある。
それでも、1年前はあんなに不安だった「先の安全を手放すこと。」
それが今は、自分の足かせだった事がよくわかる。

一度手に入れたものを手放すのは本当に怖い。
でも自分の心のままに、
本当に心が必要としているものだけを手にするのは本当にシンプルで心地よい。
シンプルに生きていると、勝手に必要なことは落ちてくる。
ただ淡々と情熱をもってそのすべきことをやるのみ。
世界はこんなにシンプルだった。
その実感だけで私はどこだって飛んで行ける。

イタリアで30歳を迎える事になると思います。
「30代はいろんな試練がくるわよ~♪」というのはボランティアでご一緒した子供をすでに自立させた奥様。かっこいい。
試練、どんと来いだぜ。
泣いて、わめいて、みっともなくあがいてやるぜ。
底まで行ったって絶対浮上してやる。
そして常に挑戦の気持ちを忘れずにしていきたい。

イタリア、そして料理という未知の世界に飛び込び、
これまでの経験がどれだけ自分の力になるかを実感した1年目。
じゃあ2年目は。。。2年目は私らしくいきたいと思います。
1年目はとにかく知るのに精一杯、慣れるのに精いっぱいで自分の思いは2の次でした。
でも2年目は自分が選んだこのステージで何をしたいのかをしっかり取捨選択していくこと。
そして自分のペースで生きていくことを課題にしようと思う。

父が兄の結婚式で言っていました。
「常にチャレンジする精神を忘れるな」と。
父と兄は同じ仕事だから、ちょっとちがうのかもしれないけど、
お父さん、私もチャレンジしつづけるからさ、
結婚しないかもしれないけど、まぁちょっと許してよね(笑)


多分次更新は…ドバイからになると思います!たぶんね!
行ってきます!エミレーツ航空、もちろんご飯はベジタリアーン!(エミレーツは絶対こっちのが美味しい!!という私の持論です)
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by ayakaze0109 | 2011-05-25 01:06 | soliloquio*独り言*

祈り

今回の地震が起こったのは
私がちょうど一年前、イタリアに発つ前に5年間住んでいた所でした。

荒浜、若林区、閖上、仙台新港、陸前高田、釜石、福島第一原発…
シーカヤックやサーフィンで海辺で遊んでいたから、
海辺の地域はみんなよく知っている。
だから大切な友達もたくさんいる。そして未だに安否がわからない。
私よりももっと連絡をとるべき人がいて、
電力が限られていると聞いていますので
極力連絡を控えていますが、本当に心配です。

ニュースを見るたびに血の気が引きます。
イタリアから帰ったら、また住みたいと思っていたくらい大好きな場所だったから、
本当に苦しい想いでいます。

こんな異国の地に、なんで私はいるのだろう。
募金をすることしか今の私にはできない。
そして祈る事しか。

すでに多くの人が亡くなっている。
ひとりひとりに大切な人がいて、想いがあって、夢があって…。
どうか、みんなが無事でありますように。

帰国を少し早めました。
私が帰るころには民間のボランティアも必要になると思うので。わかりませんが。
正確な情報を入手するようにして、少しでも力になれるように…。
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by ayakaze0109 | 2011-03-13 01:45 | soliloquio*独り言*

手に入れるということ

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何かを手に入れる事は、何かを失う事。
何かを失う事は、何かを手に入れる事。

今まで色んなものを手に入れては、手放してきた。
そしてこれからも。

最後に残るものは一体なんなんだろう。
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by ayakaze0109 | 2010-12-01 00:26 | soliloquio*独り言*

日本人としての自分

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畑を歩くクラウディオ。秋の畑は冬への準備。キャベツ、ブロッコリー、黒キャベツ、フィノッキオ、ポロねぎなどなど。なじみの野菜から何それってのまで盛りだくさんです。

レストランで働き出して二週間が経ちました。
仕事も大分なれて、夕方休みにしなくてもいいかな、ってくらいです。
(といいつつ、今週はアリーシェがインフルエンザでお休みだったのでヘルプで殆ど出てましたが)
来週末はイタリアでは冬に入る前の最大の連休があるので、金曜日から月曜日まで働き詰めます!!
こういう時はレストランもアグリツーリズモもどちらも忙しいので
どこまで頑張れるか、短期だしたのしんで無理しちゃおうと思います!

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最近日本人としての自分について。
私が今後いったい何をするためにここにいるのか。
そんな事をよく考えます。

外国にいると客観的に自国を見れるといいますね。
日本にいるときは「日本ってどうなの」ってちょっと卑下した見方をしていた私ですが。
日本って世界のうちのひとつの小さな島国でしかないという、あたり前の実感を得ました。
世界の色んな個性を持った国のうちのひとつ。
それは学校のクラスにいろんな個性を持った人がいるのと同じように。
小さい自分でしかないけど、たった一人の自分。

そう、日本の文化はしっかり誇りにしたい。
イタリアの人に限らず、ヨーロッパ圏の今まで会った人達の中には
アジア圏の、特に日本の文化に非常に興味を持っていてとても詳しい人も多いです。
(そういう人が集まる環境にいるからかもしれませんが。)
イキイキとした瞳でアジアの文化について聞かれて、
その話をするのはそれはそれは楽しいです。

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美しい自然のあふれるイタリアの田舎。
夏には強い日差しを遮る木々の下でお昼寝したり、美しい湖で泳いだり。
秋にはクルミ、栗、ブドウ、ヤマモモ、リンゴ、カキ…沢山の実りがあり。
そして沢山のあたたかい人や、多くの生き物との出会いがある今の環境。
そんなイタリアの田舎のよさを実感すればするほど
私は日本のまた違った美しい自然の風景を、強く思い出すのです。

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そして、それが今いるピティリアーノの様に自然な形で残っていって欲しい。
過疎化で廃れていく日本の田舎。放棄された農地。
そうではなく、人々が愛する家族や友達と、笑って怒って当たり前のように生活して、
それができるだけの生活基盤がカントリーサイドにある。
そのお手伝いをするのが私の目標。

どこまで、何ができるかはまだわからないけど。
ふんわりイメージはあるんだけど。

日本に帰ったら沢山やりたい事があります。
私が日本に生まれた意味は、日本で生きることにあるのです。
色んな人に「イタリアに永住しそうだよね」って言われるけど、
ちゃんと帰りますよ。いつかはわかりませんが。

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イタリアでいいなと思う事のひとつは「変わらない」こと。
イタリアっていいな、って思えば思うほど、
同じように日本のよさも強く思うのです。
変わってほしくない日本のよさ。
それがこれから先も続いていく時間の流れの中に私もいたい。
その為に私は今イタリアにいるのです。

きっと。
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by ayakaze0109 | 2010-10-26 00:48 | soliloquio*独り言*

答えのひとつ

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秋の風にはためく紅色

幸せは自分で決めるもの
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by ayakaze0109 | 2010-10-23 00:56 | soliloquio*独り言*

たわいのないひとりごと

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日曜日

蝉の声がする。
もうずっと大昔から石畳のフィレンツェには
蝉なんていないものだとばかり思っていたけどそんなことはない。
ちゃんといる。
正確にはフィレンツェの街中ではなく郊外なんだけど。

確か7~8年の間土の中にいる蝉。
せっかく外の世界に出れる時がきても、
その時にはアスファルトで地面を固められていて
外に出れない蝉もいるという話を聞いたことがある。

悲しくて切ない。

昨日ちょっとした出来事があって、
心が解放された気分。

知らず知らずのうちに
自分自身をルールや枠組の中に
縛り付けたり、はめ込んだり、押しこめたり、
そういう事をするようになっていた自分がいた。
という事に気付いた。

でも、そんな事する必要ないんだ。
気づくとものすごくラクになった。

スランプの原因もそのせいだった。
どうやら頑張っていたから、というワケじゃなさそう。
残念ながら。

せっかく、というか無理やりというか、なんというか
自分自身で思いこんでいたしがらみから逃れて、異国の地にきたのに
またぐるぐるにしようとしてたなんて。

そんな趣味は捨ててやろうと思う。
捨ててやりたいと思う。
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by ayakaze0109 | 2010-07-05 20:36 | soliloquio*独り言*

信じること

「執着」の反対は「信じる」じゃないかと最近思う。

「信頼」の方が熟語でしっくりくるけど、
信じて「頼る」じゃ駄目なんだ。

「執着」を捨てるために必要な事。
それは信じることのみ。
囚われない。頼らない。押し付けない。

ただ信じる。

自分の幸せを、
家族の幸せを、
友人の幸せを、

そしてあなたの幸せを

私の真ん中で
信じていたい。

その強さと優しさを
得るための旅にしたい。
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by ayakaze0109 | 2010-03-13 18:33 | soliloquio*独り言*

後悔

きっと誰しも後悔ってあると思います。
もしかしたら、「ない!」って人もいるかもね。

あの時、なぜあんな事をしてしまったのか、
どうして想像できなかったのか、
人に大きな傷をつけて、どうして平気だったのか。

考えれば考えるほど
苦しくて、涙が出て、
もうどうしようもなくなる時がある。

でも、もうわかってる。
わかってるんです。

私が今弱くても、
この事を教訓に次へ進むために、
今これだけ後悔しているということを。

だから、後悔できる時というのは
もしかしたら、とても幸せなんだ。

自分のマイナス感情と向き合えるのは
本当に幸せなことなんだ。

だから、とらわれず、
必要な教訓だけを
大切に胸に留めて、
次へ進め、自分。

やっと後悔できて
本当によかった。
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by ayakaze0109 | 2010-03-08 18:07 | soliloquio*独り言*