イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

カテゴリ:diario in gippone*日記( 28 )

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というわけで、お兄ちゃんの結婚式でした。
2歳年上の兄の結婚式のため、
今回2カ月という長期の帰国になったのです。

本当に美しすぎる奥様をもらって幸せなお兄ちゃんです。
式ではみんなが「落ち着いた冷静な男」だとお兄ちゃんを表していました。
奥さんもお兄ちゃんのそーいう所がよいそうです。

…これ、お兄ちゃんに感謝してもらわなきゃだね。
だって、お兄ちゃんがそんな落ち着いた性格になったのって
絶対私(達)妹のおかげですから!!!
好き放題、やりたい放題の妹をなだめ、あやし、
そそっかしい妹のフォローをする。
そうやって長年生きてきた兄。そりゃ落ち着きます。

お兄ちゃん、是非可愛い妹達に感謝してくださいね。

結婚おめでとう。
姪(勝手に姪にしている)にイタリア語を教えるのはまかせてね♪
と、いうわけでもうちょっとイタリア語学んできますから。

明後日、夜11時35分関空発で再度飛んできます!
がんばってくるぞー!!!
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by ayakaze0109 | 2011-05-24 00:05 | diario in gippone*日記

白い猫に導かれて*後編

おじさんに会った次の日、
私の作業は炊き出しだった。
よって、おじさんのところには行くことができなかった。

その次の日は沢山の物品を生協の駐車場を借り
必要な人に持って行ってもらう、バザー的なものの手伝いだった。
この日が最終日だったため、私はスタッフの人に頼んで、
少しでも先日の作業の現場に行きたいとお願いした。
このバザーは昼の2時の終了を見込んでいたのだが、
本当に沢山の人が来場され、あっという間にモノがはけてしまった。

午後、泥掻きと清掃の作業を引き続き行うため
全員で先日のお宅に向かうことになった。
スタッフの方は「君はおじさんの方にいってもらっていいからね」と言ってくれた。

現地へつき、車を降りるとすぐにおじさんの家へ向かった。
すると、作業をしていたおじさんは嬉しそうにこちらに気づいてくれた。
本当に来てくれたんか、とおじさん本当に嬉しそうにしてくれた。

そのあとは二人でてくてくと石巻の街を歩きながらいろんな話をした。

石巻の由来の石造を見に行ったり、
2階まで水が浸水し、屋根に逃げた話や
このウナギ屋はおいしいんだって教えてくれたり、
おじさんのお孫さんの話を聞いたりした。
過去の仕事の話を聞いたり、
地盤が沈下してしまったことを聞いたり、
行方不明の奥さんを探すため、
午前中は毎日遺体安置所めぐりをしていることも聞いた。

他愛もないことから、言葉を返すことのできない悲しい話までした。

私が今イタリアに住んでいて、また夢のために出発するということを話した時、
そういう希望の話を聞くと胸が熱くなるなぁ、と言ってくれた。
さみしそうな背中をさすると、本当にあたたかい、と何度も言ってくれた。

家に戻ってくると、
私がバザーの炊き出しでお願いしてもらってきた
つきたてのたった一個のお餅を食べるため、
復興作業中の旅館にお邪魔した。
この旅館が中心になって、私たちのボランティア作業の支持を出してくれていたので
私もすでにこの旅館のご夫婦や大工さんとは顔見知りだった。
みんなでワイワイお茶飲みながら、沢山の話をしていると、
おじさんも「久しぶりに楽しい」と言ってくれた。

2時間というわずかな時間だったけど、
本当に来てよかった、会えてよかったな、と思った。

ボランティアに来た人間が言う言葉ではないけれど、私自身も救われたのだ。
異国の地でこのニュースを聞いた時はあまりにもショックだった。
連日津波の夢をみてよく眠れず、レストランのみんなが心配してくれた。
あまりにも遠く離れたこの地では、私に何もできない。

それを今回の出会いと作業が救ってくれたのだと思う。
ボランティアだなんていいながら、私は自分を救いに行ったのだろう。
人はいつも人と繋がっている生きモノだった。
人一人の力なんてちっぽけで、取るに足らないものだけど、
その小さな力が、世の中を作っている。
私の力なんて、この大自然が引き起こした大惨事を前に、
あまりにも無力で、途方に暮れてしまうけど、
それでも誰か一人の力になれるならそれもいいんじゃないか。

白い猫が出会わせてくれたおじさんが、
私と出会ったことで、今日一日だけでも深い眠りにつけたらいいなと思う。
これから度々手紙を書こうと思うけど、
その手紙が届いた日は、少し気分が明るくなってくれればいいと思う。
私が誰かを救えるなんて、そんなことは思えない。
ただ、会えてよかった、そう思ってくれるだけで、
私の存在は意味のあるものになるのではないかと、
そしてその実感が自分の背中を押してくれていると思っている。
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by ayakaze0109 | 2011-05-23 20:29 | diario in gippone*日記

白い猫に導かれて*前篇

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石巻市日和山より。写真Sさんから。どうもありがとうございます。

石巻市、北上川沿岸のガレキの多くがいまだに残り、沢山の家が未だ手つかずの地域。

そんな場所で民家の床下に入り込んだヘドロを掻き出すボランティアをさせてもらっていた。
1日の作業が終わり、通りを歩いていると、真っ白な1匹の猫がぴょこっとガレキの中から顔をだした。
すでにこの時石巻入りしてから4日目。でも猫を見たのは初めて。
嬉しくなって、そして同時に「おなかすいてへんかな」と私はこの白い猫に接近。

興味はありそうだけど、臆病なこの白い猫は一定の距離を保ち私から逃げる。
そしてその子は一軒のお家の軒先へ。
そのお家の前には一人のおじさんが。

「おいでおいで」

え、わたし?

「違うよ、猫。猫。パン食べっか?」

あぁ、そりゃそうよね。
そんな私を気にすることなく、パンの袋を開けて、ちぎって投げるおじさん。
においは嗅ぐものの、食べる様子はない白い猫。

「なんだ、食わんのか。やっぱパンはダメかー。ジャンボバナナパンって書いてあんだけどよ」

いやー、やっぱ猫はお肉じゃないですかねー。

「おー、じゃあウィンナは食べっか。ちょっと取ってくるわ」

すぐに戻ってきたおじさんはウィンナをあげるけど、猫はまた怖がって逃げて私の方に。
おじさんもこちらにゆっくりと向かってきた。

「ありゃー、あんたぺっぴんさんやねー。猫もべっぴんさんの方が食べるか。あんたあげて」

いやー、あらゆる意味でどうかなー。
数メートル先にウィンナを置いたものの、ブルーの目をした白い猫はその場を去ってしまった。
でも私たちはそこで話を続けた。

「あんたボランティアさんかい。どっから来たん。」

神戸です。でも私のできる事なんて本当に小さくて…。

「そんなんいいんよ。遠くからきてくれて元気がでる…」

…おとうさんは今ひとり?

「んー、遠くに孫も息子もおるけどねー…嫁さんがまだ見つからんのだわ」

・・・

「潔いよなー。なぁんも残さずにいなくなっちゃうんだもんなー。さみしいもんだよな…。
こんな風になっちまうと、人間の物欲なんて本当にちっぽけなもんだと思うよ。ぜーんぶ流されてしまった。
今は1階がダメになっちまって、トイレも流されたけど2階でなんとか生活できんだ。でも…さみしいもんだよな。さみしい…」

私にはこの間何も言うことができず、相槌すらうつこともできなかった。
気丈に明るく話していたおじさんだっただけに、最後の「さみしい」という一言が本当に胸にささった。

おとうさん!私さ、ボランティアの団体できてるんだけど、沢山人いるから、荷物出すのとか大変なことお手伝いできるよ!なにか私にできることある?

「…こうやって話したいなぁ。ただあんたが側で話きいてくれるだけでいいんだよ」

また私は言葉に詰まってしまった。
もうすでにその時、ボランティアの仲間たちが集まってもう車にのって帰らなければいけない時間を過ぎていた。

おとうさん、また私ここくるから!また会おうね!!

そう言って、その日はその場を去った。
その日の晩、あのおじさんはちゃんと寝れてるのかな、あの大きなお家の2階でたった一人でいるんだと思うとなかなか眠ることができなかった。


後編に続きます。
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by ayakaze0109 | 2011-05-17 22:04 | diario in gippone*日記

イタリア行きます

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というわけでイタリアビザゲット!!!いえーい!!やったー!!
わずか1日で「申請が通りましたので取りに来てください」だって♪
久しぶりに領事館で話した生のイタリア語に魂がゾクゾクしました。

5月25日 23時35分 関空からドバイ経由、
5月26日 20時 ミラノ着の予定です。

いろんな思いを置き去りにしてでも、
ただ心が感じるがままに進めるこの幸せに、

心から感謝します。
ありがとう。

先週1週間
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by ayakaze0109 | 2011-05-16 20:25 | diario in gippone*日記

私の選挙権

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ラウラの娘ちゃんのキアラ。こんな顔してるのはカーニバルの仮装してた時の写真だから。子供たちの笑顔と未来を守るためにもみんな選挙にいこう!!素敵な笑顔は万国共通です。

明日は統一地方選挙ですねー。

私の選挙権、実はないんです。
住民票は神戸にあるはずなんだけど…と思って調べたら、
海外転居ってことになってた…。
今住民票をうつしても、3か月置かないと選挙権ってないんだってー。

というわけで今私には選挙権がありません。
海外に住んでる、もしくは住んでいたみなさん、
選挙権ってどうなってるの?
私には選挙権ないの?

うーん、選挙行きたかったんだけどね。
残念。

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by ayakaze0109 | 2011-04-09 23:21 | diario in gippone*日記

またここに

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父のパソコンにあった3年前の夏家族旅行の写真。日本の田舎の原風景は本当に美しい。ずうずうしいですが、私の名前(苗字含む)はこういう景色を表してるんじゃないか、って勝手に思ってます。…うーん名前負け。

またここに戻ってきた。

1年もかけて、
ぐるりぐるりと大きく迂回して、
また同じ所に流されてきた。

気づいたら
同じ気持ちで
同じ場所で
同じ事をしている。

何も変わらない。
1年前と私は何も変わっていない。

ここから私はどこへも行けないのか?
ここから私は変われないのか?

願わくば、
同じような景色をした
違うスタートであってほしい。

再出発
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by ayakaze0109 | 2011-04-08 16:35 | diario in gippone*日記
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彼らはバンに沢山のビールとチーズと音楽、そして沢山の思い出を乗せて北へと旅立っていきました。

とうとう最後のウーファー、オージーの3人が旅立って行きました。

三人の関係は兄弟とお兄ちゃんの彼女。
とても仲のいい兄弟で、
兄弟というよりは親友といった感じ。
ドイツのワーキングホリディビザで1年ヨーロッパを滞在する予定の彼ら。
7月からドイツ、フランス、スペイン、イタリアとバンで旅し、
私たちとはsant'egleで1カ月の間生活を共にしました。
そしてこの後はボローニャを経由してドイツに戻り、
そのままスコットランド、スェーデンと北上するそうです。

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彼らと生活を共にしているうちに、
彼らがとても自由に、
そして愛する人と旅を続けている事がわかり
本当に素敵だと思うようになりました。

一人ではこういう旅はできない。
私一人ではできない。
彼らがこの旅を終えた時、一体何を想うんだろう。

またいつか会えたらいいな。
その頃にはもっと英語を自由に使えるようになろう。
もっと君たちと沢山話したい事があるよ。

この一年、沢山の人と出会い、
そして沢山の人との別れを繰り返してきました。

異国の小さなこの場所で会えた奇跡。

もう二度と会う事のない人もきっと沢山いる。
でも、沢山の思い出と記憶は大切に覚えていたいと思うのです。

こんな思い出
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by ayakaze0109 | 2010-12-03 00:21 | diario in gippone*日記
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父に「次はイタリアに『行く』なのか『帰る』なのか『戻る』なのか、どれなんだ」と言われました。
なるほど。どれだろう。どれも当たってる。

この渡伊2カ月というタイミングで、
わずかながら一時帰国を果たせたのは、とても私にとってよかったようです。
よくも悪くも環境に慣れてきて、
楽な方に流れようとしていたということに、客観的に気付けました。
もう一度しゃんとして、目的意識をしっかり持たないと。

これまでは丸一日授業で埋まっていたけど、
これからは語学の授業のみ、半日となります。
与えられていた環境でしたが、これからは自分から取りに行かないと、
とっても暇な二カ月になってしまいます。
でも、きっと取りに行く方が楽しそう。
壁がある方が、人生はおもしろいというのがこれまでの経験。

今回このタイミングで帰国したのは、
もちろん結婚式にでるのが一番のきっかけですが、
ちょうど授業も一時休息の谷間で休みの日程があったこと、
2か月往復チケットの期限が切れるということ、
この2点で、弾丸トラベラー並みの日本滞在になったわけです。

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今年は大好きな友達の結婚式がたっくさんあります。
奥さん&旦那さん両方友達、っていうカップルも沢山。
全部出席したい!!…したいのは山々ですが、
インターンが始まってしまうと、それもなかなか難しい。
絶対無理とは決めつけないようにしたいですが、
イタリアからのお祝いとなる…かな。

時差ぼけで殆ど寝ていない中書いたので、
とりとめなくてすみません。

明日で帰国ですので今日は母とデート、および
髪を切ってきます。もちろん、Rip FreeMで。

あ、定休日だったのに店開けてもらっちゃいました…。
ごめんなさい!!でもウレシイ!!ありがとうございます!!

**画像は関係ないです。前実家で焼いてたお菓子の画像がPCに残されてたのでUPしただけなんです。
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by ayakaze0109 | 2010-06-01 07:08 | diario in gippone*日記
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遅ればせながら日本に帰ってきました。

そう、結婚式!!
本当に素敵な結婚式でした。
奥さんが小学校から20年来の友人、
旦那さんが高校のクラスの同級生、
よく知っている大好きな二人なので、私も嬉しくてたまりません。
ほかほかした優しい雰囲気のお二人。
私が祈るまでもないですが、幸せな家庭を築いてね。
実はハネムーンがイタリアだそうで、数日後にまたフィレンツェで会う予定。
ふふふ、なんか不思議な感じ。

あ、式にはやっぱり遅刻しちゃいました…。
ごめんなさい…。

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そしてやっぱり時差ぼけ!!
二日寝ていないようなものなので、今日は起きたらもう昼の3時!!
(3時は昼といっていいのだろうか…。)
まぁ、ゆっくりできましたのでよかったです。
そのあとは、家族のためのディナー作り。妹も大坂から帰ってきてくれました。
父がアクアパッツアをつくって欲しかったようで、
メバルやアサリを買ってきてくれてました(でも作ったことないんだけど…)。

Antipasto ドライトマトのクロスティーニ
primo  トマトのニョッキ
second アクアパッツア

ドライトマトpomodori secchi はやっぱり大人気!
トマトのうまみが凝縮されててたまんないですね。
沢山つくったので食べてちょうだいね。

ニョッキは…粉が少なくて溶けました。ずーん、失敗…。
でも味はめちゃめちゃ美味しかったですよっ!!

アクアパッツアも適当に作ったけどけっこう美味しくできました。
素材がいいからでしょうね…。ずーん。

まだまだ料理は修業修業!!
でも、みんな楽しそうだったのでよかった♪
明日からイタリアに帰るまでは和食しか食べないゾっ!!

そうそう、今回「ブログみてるよ」と言ってくれる人がたくさんいて
とってもうれしかったです!!Grazie mille!!
コメントの入力ができない、という話も聞いたので、
ちょっと頑張って謎を解明してみます。
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by ayakaze0109 | 2010-05-30 23:37 | diario in gippone*日記

成田空港ー!!!

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この題名の「成田空港ー!!!」のビックリマークは怒ってるんです!!

んもー、伊丹までの乗り継ぎ便が夕方までないから、電車で羽田に移動しないといけないのに、なんで二時間弱もかかるの!!!!接続悪すぎる。しかも高い!

朝7時に日本に着いたのに、実家に着くのは6時間後って…。

疲れと合わせて、怒っちゃうぜ。

結婚式、間に合いますように………。
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by ayakaze0109 | 2010-05-29 08:51 | diario in gippone*日記