イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

悪徳タクシー

イタリアは治安が悪いと言われる。
特に南に行けば行くほど。
殺人や強盗などの悪質な犯罪ではなく、
スリなどの犯罪だけれども。

とはいえ、私の住んでいるピティリアーノでは、
そういった話はあまり聞かないし、
ローマやナポリなどの都市で多いとのこと。
やはり人の集まる所に集まるのである。当たり前だけど。

さて、私は実際一度もスリにあったことはないのだけど、
悪徳タクシーには数回乗車している。
今回もローマであった。

妹が日本に帰る最終日のこと。
朝早くにバルサミコ酢を買いに行くため、
1週間前友人といった花の広場と訳するCAMPO DI FIORIにいった。
ここでは朝早くから市場が並ぶのだ。
時間がなかったので、往復ともタクシーを使う事にした。
行きはホテルに頼んだので、誠実な対応をしていただき6ユーロ。
帰りは近くのタクシー乗り場から乗車。
するとタクシーのおっちゃん、乗るやいなや、

「今日はタクシー会社がストライキなんだ。
だからメーターは回せないんだ。」

おかしいなと思い、じゃあいくらと聞くと
「25ユーロ」

おぉい、そらないわ。ないない。
あー、タクシー変えたい、でも時間ない。
変えるのと交渉(という考えもすでにダメなのだが)とどっちが早いかを天秤にかけ、交渉を選択した。

とりあえず駅に到着。
妹を先に駅に送りホームを確認させて先に行かせる。
最悪私が見送れなくても、電車にのれればいいのだ。

タクシーのおっちゃんは断固として25ユーロを譲らない。
「あんた、そんなん払えるわけないでしょ。
行きのタクシーはたった6ユーロだった。25ユーロは高すぎる!せいぜい10ユーロよ」
わぁわぁやってると、おっちゃんは早くしてくれと言い出した。
今考えてわかったのだが、駅には沢山の警察がいる。
もめているのをみて、警察がくるのはまずいと踏んだのだろう。
そんな事は全く思わない私もこんな気分の悪い交渉は早く終わらせたい。
結局、妥協して15ユーロも払ってしまった。15ユーロも!!!ばか!!!!
しかもおっさんからは、イタリア語で最も汚いといわれる罵声まであびる始末。
それはこっちの台詞じゃっ!!!!!

すごーくやな気持ちでなんとかぎりぎり妹を空港に送り出し、
ピティリアーノに戻ってきたのでした。



「イタリアは本当にそうなんだ、本当にこんな国なんだよ!!僕は恥ずかしいよ!!!(怒)
ローマやナポリのタクシーはみんな泥棒なんだ!!(いやいや言い過ぎやろ)
外国人と見れば、顔にドルマークが書いてあると思ってんだ。
いいか、そんな時はこういうんだ。
『25ユーロ?OK。いいわ。じゃあ、とりあえずまず、交通整備の警察がローマには沢山いるでしょう。
そこに一度止まってくれる?そして私がどうすべきが聞きましょう。メーターの動かないタクシーにいくらはらうべきかってね』」

これが一番正しい対応だと思います。
もしくは110番に電話するとか。(イタリアも警察は110番らしい)
本来メーターをまわすのは法律でも決まっていること。
それをまわさないで営業するのは、法律違反、免許剥奪だそう。

ずるいなと思うのが、
いかにも友達のように親切に楽しく最初は振る舞ってくるとこ。
なんとなく断りにくい感じにしてくるのだ。
そして高いけど払える金額にしてくるとこ。
被害届を出すまでの金額ではない、ということ。
そんな事は気にせずに納得出来ない時はがつんと言えばいいのです。
えぇ自分に言ってます。言い聞かせてます。
異国で生きる身としては強くなってきたかな、と思っていたけど、
今回の一件でまだまだやな、と反省したのでした。

みなさんもお気をつけくださいませ。
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by ayakaze0109 | 2012-01-16 08:16 | viaggio*旅*