イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

雨のマレンマ

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以前独り言のような日記を書いたのですが、
これはこの11月に入って、
あまりにも長く続く雨を想って書いたのでした。

夏は晴ればかりで、雨なんてこれっぽちも降らず、
畑の水不足が心配されていたのに、
今は雨が降りすぎて、畑が流されないか心配しています。

マレンマにやってきて、
早4ヶ月が過ぎようとしていますが、
長くいると、負の側面だって見てしまうものです。
それは当たり前の事で、
それを知るためにやってきたといってもいいのかもしれない。

田舎の生活。

こういう気候の時は正直恐怖です。
畑からあふれ出した水が流れ出て、
舗装されていない道は川となり、
家に帰るのも一苦労。

舗装された道だって、
整備されていない崖からいつ石が落ちてくるかわからない。
所々、排水溝からあふれ出して道路は水びたし。
これは全て畑や道路の整備不足からくる事だそうです。

雨が降るとレストランにはさっぱりお客がきません。
ここは田舎の中世の街。
平日は観光客に頼っている私の働いているレストラン。
あたり前ですが、こんな雨の中観光客が来る訳がないんです。
土日は地元のお客さんがきますが、
「こんな寒い雨の日に出掛けるモノ好きはいないよ」の言葉通り
ここ数週間、さみしい状態です。
おかげで、疲れなんてこれっぽちもなく体調はいいですが、
お客さんがこないと、収入がないわけですので、
レストランとしては大変なのです。

天気の事にまつわる不便な事について書きましたが、
それ以外にも生活の基盤の面で不安なことは沢山あるものです。
病気の時、緊急の時、街の中心に病院はあるものの、
離れた一軒家に暮らす私達の様な人達の元にはすぐに救急車が来れないとか。

自然と共に生きる。
言葉で言うのは簡単ですが、
実際は全然簡単じゃない。
街ではあたり前のインフラがもしかしたらない。
(ピティリアーノはありますよ!!!ちゃんとした街です)

自己責任という言葉が重く響くのです。
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by ayakaze0109 | 2010-11-29 01:15 | diario in italia*日記*