満月の森を馬と往く
2010年 08月 27日
ウーフのみんなと「満月だから」と言う事で、
Terme di Satruniaという天然温泉にいきました。
ここでの生活が素敵に始まってわくわくしたのを思い出します。
そして先日ここにきて1カ月たった2回目の満月の晩、
月の光の中、森の中を乗馬するというこれまた素敵な出来事がありました。
これは本当に偶然の出会いから始まったのです。
クラウディオと買い物に行ったDIY商品を売っているお店。
30分程クラウディオが店員さんとなんやかんややっている間、
前職の関係もあって、興味深く私も物色。
と、そこにクラウディオが「アヤコこっちにおいで」とよばれたのでいくと、
「あいつが、君の名前を知りたいって」と。指さす方にはニコニコしたおにいちゃんが。
とりあえず名前を言って「はじめまして」のご挨拶。
イタリアではこういう事はよくあるので、特に気にも留めてなかったのです。
(というか、クラウディオ通さなかったら完全無視パターンですが)
次の日の夕方、
この兄ちゃんロベルトと一緒に働くピエトロがSant'egleに、私に会いに遊びに来てくれたのでした。
田舎なのでみんな顔見知りみたい。
みんなでワインをのんでワイワイ話をしている時に、
ピエトロが「今日は満月だから森を馬と走るんだよ」と。
なにそれ!素敵すぎる!
私の3歳児以下の語学力では「私もやりたい!」としか言えず、
「じゃあ、今日くる?」という事になってしまったのです。
ウーファーのみんなも是非ということで
車で10分ほどの彼らの農場へ。4頭の馬がいてどの子も本当にカワイイ。
私はレイサという白い毛の女の子(ピエトロの彼女らしい(笑))。
すみません。いけてないこんなフワフワ満月とおしりでご堪忍ください。
殆ど乗馬経験ないのに、なんやら色々とやらされて、
かなり走って、もう降り落とされないように必死!
「暴れん坊将軍」のオープニングをなぜか思い出したりして、月見る余裕ゼロ。
でもレイサちゃんが本当にいい子で、「うあ~!!」と少しでも手綱をひくと
ふっと止まってくれるので、落馬はありませんでした。ありがとうレイサ。
その後もピエトロが、鞍なしで馬にのせてくれたり(鬣つかむの!すごいびっくり!)
ご飯食べさせるの手伝ったりと、プチファーマー気分を満喫♪
ここのお家はワインも自分で作っているらしく
素朴なおいしいワインとパスタをごちそうになりました。
しかしふと時計をみるとなんと深夜2時!
次の日の朝は休みの日だったとはいえ、しっかり寝坊したのは言うまでもありません。
もちろん乗馬して、ですよ♪うふふ~、楽しみすぎる~!!
by ayakaze0109
| 2010-08-27 06:28