イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

Ti piace vogare?

d0092439_2215509.jpg
ボート。

私はもう二度と漕ぐことはないと思っていました。
その証拠に、ボート用のウェアはすべて人にあげてしまった。

d0092439_22202460.jpg
だけど、始めてここフィレンツェに来た時
アルノ川を行き交うボートを見て、
ヴェネチアで楽しそうにボートを楽しむ人を見て、
もう一度ここで漕いでみたくなった。
ここで漕がないといけないような気がした。

調べて調べて、その所在をつきとめて、
でもその扉をたたくのが怖くて、
ベッキオ橋の上からボートを眺める日々。

リョーコさんについてきてもらって
そのチームに行った時のことは忘れないと思う。
(見栄っ張りなので、人がいると頑張れる)

ウフィッツィ美術館の地下にこんな施設があったなんて。
d0092439_22223661.jpg
たくさんの船、たくさんのエルゴメーター、艇修理、ジムが二か所。
d0092439_222313.jpg
他にもリストランテにバール。おじいさん達がトランプに興じる談話室。
すごいすごい!!!大興奮!!

ここはCanottieri Firenze。
140年の歴史をもち、イタリアでもっとも古いボートチーム。
今も400人のメンバーが所属している。
私も先週の月曜日やっとそのメンバーになりました。

コーチはアルベルト。
最初はお手並み拝見といった所で、
とにかく重くて進まない木製の一人乗りのシングルスカルを、
初心者用のオールでこぐことに。
(ボート用語だと、ナックル艇のシングル版にマコンオール)
それでも、私は3年ぶりの水の感触に感動。

その次の回には「もっといい船を漕ぎなさい」といわれて
見せてもらったのが、Fillipiというイタリアのメーカーが作るシングルスカル。
フィリッピと言えば、日本では高級艇ですよ!!
いいの???古そうだけど、それもなおさら嬉しい。
もちろんオールも進化しました(ビッグオール)。

時速12キロの農耕用トラクターが
フェラーリになった感じ?いや言い過ぎ?
アルファロメオかな。

d0092439_22274760.jpg
ベッキオ橋といえば、観光名所でもあるので、声援も沢山いただきます。
「すげーぞ、中国人!」(ありがとう。でもちょっとちがう)とか、
手を振られたり(漕いでる時はどうしようもない。ごめんね)とか。
大半は何を言われているかわからないのだけど、
笑顔で「Good」のジェスチャーをしてくれるので
きっといい事を言ってくれているのだと思う。

とにかくそのフィリッピくんと私はアルノ川を
ゆっくり、風と水とその流れの感触を楽しみながら漕いでいます。

うん、本当にその言葉がぴったりするなぁ。
こんな風にボートを漕ぐのはこれが初めてかもしれないな。

ありがとうボート。
またボートやっててよかったって思うよ。
[PR]
by ayakaze0109 | 2010-06-19 22:23 | diario in italia*日記*