イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

Non c'e niente da fare

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22-23 maggio duemilladieci

ヴェネチア…そうヴェネチア。
水の都ですよ。そしていろいろありました。

題名“Non c'e niente da fare”
これは直訳すると「できることはもう何もない」で
「仕方ない」って意味になります。

私このフレーズ二度と忘れない…。

フィレンツェに帰る切符を前日に窓口で購入してたんですが、
夜8時の電車のはずが、朝8時のユーロスターを予約してしまったのです。
それに気づいたのがフィレンツェに帰る日曜の朝11時。そう、すでに3時間前に電車は発車してしまった。

あわてて窓口に行ったものの時すでに遅し。
発車一時間後のものは、変えられないのです…!!
相当粘ったけど、コンピューター上のエラーがでるので無理だと。
電車会社の都合までとくとくと説明してもらいました…。
がーん。しかも私一人ならともかく、友達4人分まとめて買ってたので、
もう申し訳なくて申し訳なくて。お一人42ユーロの損失…なんてこと。

その時窓口での最後の捨て台詞が“Non c'e niente da fare”
窓口のおじさんも「うんうん」とうなづきながら同じフレーズを2回つぶやいてくれる。

そう。できることはもうないってこと。

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まぁ、いろいろと言っても他は深夜2時に駅前でタクシーを拾えず30分立ち往生したとか、
ヴェネチアのバスと水上バスを結果的に気づいたら無賃乗車していた(ラッキー)とか。

そう、万事おいしくて綺麗で、なんとも楽しい旅でした。
実はこの度は5月で2人の仲間がフラットから出て行くので、そのお別れの旅でもあったのです。

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ヨーロッパは本当にボートをいたるところで見ます。私がやってた競技用のボートね。
この日もたまたまヴェネチアでボートレース(といってもフレンドリーなやつだよ、とゴンドリエーレのルカが言ってた)
老若男女本当に楽しそうで、私もこういう風にボートに乗りたいと思う。

ご飯は教えてもらったお店へ。
ここではカメリエーレのおじさんがおススメしてくれた一人30ユーロのコースを楽しみました。
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魚介魚介♪前菜の盛り合わせがボリューミーですごくおいしかった。

今回の旅で一つ自信がついたのが、意外と語学力が上がっているという事。
レストランの予約、ホテルの対応、お店での会話などなど割とストレスなく楽しく対応できました。
お店の人に「君、イタリア語話せるの??」「少しだけどね」「ブラーボ!!すごいじゃないか~!!」
てな感じでほめ上手のイタリア人と話がはずむので、うれしくなってもっと語学頑張ろうって思えるわけです。
レストランでは「ちょっと他の日本人のお客さんの通訳してよっ」って言われて、ステキな日本のご夫婦のお手伝いをできたのはすごく自信になった。
仲良くなるとお店とかでサービスしてもらえるしね(レストランでは食後のリモンチェッロを、お土産屋さんではベネチアンガラス22ユーロを15ユーロまでおまけしてもらった)

そして印象的なのが空。
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フラットのえーちゃんが「飛び込みたい」と言うのがものすごくしっくりくるどこまでも青い青。

夕暮れにゴンドラに乗った時、空があまりに綺麗すぎて、私は今どこにいるのだろうと何度も思いました。
あまりに現実離れした世界で、なんだか自分がどうしてここにいるのか、よくわからない。
それは悪い意味ではなく。

そして18時57分発32ユーロの鈍行電車でフィレンツェに戻る。
なんだかちょっとほっとする。たった二カ月でここは私にとって帰る場所になっています。
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by ayakaze0109 | 2010-05-26 22:16 | viaggio*旅*