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イタリアから彩りの風便り


by ayakaze0109

回顧録~2010.3.3‐5 伊豆へむかう~

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野菜と魚介のポトフ。ビオの白ワイン。
心で食べる料理。魂が喜ぶ料理。そんな料理を作れるようになりたい。


翌日、大井町の後輩宅を出た私は、
すぐに戸田公園に戻り、西に向かって再びMINIと旅に出る。

東京って…本当に車が多いですね。
殆ど営業っぽい車。働く街ですね。しみじみ感じました。
東京ICにやっとの事で到着し、目的地は伊豆の伊東!!
ところで私の車、ナビがないんです。
降りるべきICを間違えたり、どこ走ってるかわからなくなるリスクはありますが、
今回はナビなしで正解だったかも。

地図で先の道を見てから行くので、
「海により近い有料道路を選ぼう」とか、
「ここ、地図で見た宇佐美だから、伊東まではあとちょっとだ」とか、
頭と感覚を使うっていうのか、表面上じゃないっていうか。
体全身で旅を楽しむってかんじでしょうか。
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特に伊豆半島の海沿いは最高だったな。
左手に海、右手に崖、爽やかな青空ってわけにはいかないけど、潮の香りのする海風。
気持ちのいい音楽に、大好きな車と思い出のダッフィー。
正直さみしがり屋な部分があるので、
「一人で旅なんて、留学なんてできるんかい」って思ってたけど、
「あ、あたし一人でも幸せ」と実感してしまった。
こうやって、おひとりさま街道を突き進んでいくのだろうか…。

何はともあれ、ノリノリで伊東に到着。
さて、なぜ伊東に来たのか。
旅中に携帯でブログにアップしてましたが、
2年前まで神戸の実家の近くにあった「Villa cristallo」というレストランの
シェフのお家で3日間居候するためなのです。
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実は、このお店は私が神戸を離れてからできたお店で、
私が実際このレストランに行った回数はほんの4~5回。
(両親は毎週行っていたようだ。沢山の父の武勇伝を聞いた)
料理があまりにも美味しくて、実家に帰る時には必ず行っていました。
そしてそのシェフの宇宙人的な人柄と経歴が大好きで、
店が閉まると聞いた時は、わざわざ宮城から帰ったほど。

その時に互いに携帯番号を交換していたのだけど、
その後使う事はなく、約二年の月日が経過。
シェフから二年ぶりに連絡が来たのは、
まさに私がイタリア行きを悩んでいた、ちょうどその時。
その後もメールでいろいろ相談をし、
「退職したら伊豆に遊びにおいで」、の言葉に甘えて
今回の居候が決定したってわけなのです。

それでも「たった4~5回会ったくらいでよく来たね」とシェフに言われるのも納得。
それも、何か運命的なものに導かれたんじゃないかなって話は、
長くなったので、また明日。
by ayakaze0109 | 2010-03-19 15:12 | viaggio*旅*