回顧録~2010.3.3‐5 伊豆へむかう~
2010年 03月 19日
野菜と魚介のポトフ。ビオの白ワイン。
心で食べる料理。魂が喜ぶ料理。そんな料理を作れるようになりたい。
翌日、大井町の後輩宅を出た私は、
すぐに戸田公園に戻り、西に向かって再びMINIと旅に出る。
東京って…本当に車が多いですね。
殆ど営業っぽい車。働く街ですね。しみじみ感じました。
東京ICにやっとの事で到着し、目的地は伊豆の伊東!!
ところで私の車、ナビがないんです。
降りるべきICを間違えたり、どこ走ってるかわからなくなるリスクはありますが、
今回はナビなしで正解だったかも。
地図で先の道を見てから行くので、
「海により近い有料道路を選ぼう」とか、
「ここ、地図で見た宇佐美だから、伊東まではあとちょっとだ」とか、
頭と感覚を使うっていうのか、表面上じゃないっていうか。
体全身で旅を楽しむってかんじでしょうか。
特に伊豆半島の海沿いは最高だったな。
左手に海、右手に崖、爽やかな青空ってわけにはいかないけど、潮の香りのする海風。
気持ちのいい音楽に、大好きな車と思い出のダッフィー。
正直さみしがり屋な部分があるので、
「一人で旅なんて、留学なんてできるんかい」って思ってたけど、
「あ、あたし一人でも幸せ」と実感してしまった。
こうやって、おひとりさま街道を突き進んでいくのだろうか…。
何はともあれ、ノリノリで伊東に到着。
さて、なぜ伊東に来たのか。
旅中に携帯でブログにアップしてましたが、
2年前まで神戸の実家の近くにあった「Villa cristallo」というレストランの
シェフのお家で3日間居候するためなのです。
実は、このお店は私が神戸を離れてからできたお店で、
私が実際このレストランに行った回数はほんの4~5回。
(両親は毎週行っていたようだ。沢山の父の武勇伝を聞いた)
料理があまりにも美味しくて、実家に帰る時には必ず行っていました。
そしてそのシェフの宇宙人的な人柄と経歴が大好きで、
店が閉まると聞いた時は、わざわざ宮城から帰ったほど。
その時に互いに携帯番号を交換していたのだけど、
その後使う事はなく、約二年の月日が経過。
シェフから二年ぶりに連絡が来たのは、
まさに私がイタリア行きを悩んでいた、ちょうどその時。
その後もメールでいろいろ相談をし、
「退職したら伊豆に遊びにおいで」、の言葉に甘えて
今回の居候が決定したってわけなのです。
それでも「たった4~5回会ったくらいでよく来たね」とシェフに言われるのも納得。
それも、何か運命的なものに導かれたんじゃないかなって話は、
長くなったので、また明日。
by ayakaze0109
| 2010-03-19 15:12
| viaggio*旅*